6月のはじめ。
ここトランシルヴァニアは色とりどりの野の花が咲き乱れ、
一番原っぱが美しい時期です。
今回は、初夏の赤いハンドメイド、
刺繍や織りやレースなど、手仕事の加わった布ものの特集です。


フォークロア調のハートとカーネーションの連続模様が端を彩るテーブルクロス に、






伝統図案にモダンさが加わった、 淡い紺色に赤いストライプと黒いらせん模様の手織りのテーブルクロス、







目にも鮮やかな赤に、エルダーフラワーのような 山吹色のドットの実と花がポップな味わいのカーテン。

厚みのある手編みのレースがノスタルジックな雰囲気を出しています。








赤に白い格子模様をすくうようにして、

白い糸でらせん模様を描くスウェーデン刺繍のテーブルクロス、








赤いバラと文字のクロスステッチ刺繍と赤枠が愛らしい、 ポケットつきタペストリー、







やわらかな赤に、白と赤の花びらの太陽のようなトルコ風のお花がエキゾチックなミニカーテン 、







中世の衣装をきた女性とブドウの房、

Mの文字のモノグラムが 存在感のある、大きなサイズのマクラメ編みのタペストリー、








やさしい赤に白い細やかなダイヤ柄、

グリーンとブラックのボーダー模様が美しい手織りのロングクロスなど・・。







あたたかみのある赤い手仕事を住まいに取り入れてみませんか?


 

次回の更新は、6月20日の予定です。


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谷崎 聖子

伝統手芸研究家。

ルーマニア、トランシルヴァニア地方の フォークロアに惹かれて、 99年以降通いつづける。

トランシルヴァニアのセーケイ地方で結婚、 08年からこの地で生活をしています。

トランシルヴァニアの生活、文化は、 「トランシルヴァニアへの扉」でご覧いただけます。

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