第二回「トランシルヴァニアから伝統手芸を広めたい!」 (Onlineワークショップproject)

フォークロアの宝庫であるトランシルヴァニア地方。
現地では手仕事の担い手が高齢化し、その存続が危ぶまれています。
このコロナ危機の中、お年寄りのおばあさんたちは 人々との交流の機会も失われている現状ですが、
現地のおばあさんたちを元気にしつつ、 私たちも手仕事のメッセージを受け取り、
お互いを活気づけるプロジェクト。
カロタセグ地方、セーケイ地方、シク村、アパーツァ村など、
現地に14年在住の伝統手芸研究家が皆さまとトランシルヴァニアのおばあさんたちとの橋渡しをして、
皆さまに手仕事の素晴らしさをお伝えます。





4月に現地のおばあさんたちから 手仕事のレクチャーをしてもらえるワークショップを企画いたします。
お忙しい方でもご参加いただけるよう、 時間帯や日にちもいくつかお選びいただけます。
日本にいながらにして、まるでトランシルヴァニアの村々を旅するような そんな体験をしていただけます。
何度でも見ながら刺繍をしてただけるよう、ワークショップ後には映像を編集してお送りさせていただきます。
たくさんの方々のご応募をお待ちしております。





目標金額 20万円(4日間)
(おばあちゃんたちへの謝礼、カメラマン謝礼、現地までの交通費、宿泊費、機材のレンタル費)





〜ワーク・ショップ日程〜

・4月9日(土)午後8時〜10時(現地時間午後3時〜5時) カロタセグ地方イーラーショシュ
・4月10日(日)午後8時〜10時 (現地時間午後3時〜5時) シク村アウトライン刺繍
・4月16日(土)午後3〜5時 (現地時間午前9時〜11時) バルツァシャーグ地方スモッキング刺繍
・4月17日(日)午後3時〜5時 (現地時間午前9時〜11時) ジメシュ地方イースターエッグ絵付け

*1つのワークショップにつき2時間、2千円でお申込みいただけます。

*材料はそれぞれ、各自でご準備いただけますようお願いいたします。
簡易キットが、FOLK ART TransylvaniaのHPで販売しております。

*参加者の方々にはZOOMミーティングをダウンロードしていただき、 それを通じてワークショップを行います。
(1回につき100名まで参加可能) ワークショップ数日前に一度テストをいたします。

 

谷崎 聖子(たにざき せいこ) 伝統刺繍研究家、民俗衣装コレクター。

大阪外国語大学ハンガリー語科卒業後、 ハンガリー政府奨学生として2002〜2004年まで
ハンガリーのブダペスト大学フォークロア学科在籍。
2008年にルーマニア、トランシルヴァニアに移住。 現地の伝統刺繍ならびに民俗衣装を収集し、
伝統刺繍の担い手を訪ね、研究をしている。
2012年から定期的に日本、台湾で展示会、刺繍のワークショップを主催している。
トランシルヴァニアの村に暮らす女性たちの手仕事を支援すべく、 展示会などで刺繍の作品を販売している。
クチュリエのイーラーショシュ、ビーズ刺繍、アウトライン刺繍など、 手芸キットの開発にも携わっている。
現地で手芸ツアーの企画、案内人としても活動中。
2021年より現地のおばあさんたちと一緒に本場の刺繍の楽しさを伝える、
「トランシルヴァニアから伝統刺繍を広めたい!」と題したオンラインワークショップを企画している。

HP 「森の彼方−Transylvaniaへの扉」

著書  文化出版局 「トランシルヴァニアの伝統刺繍イーラーショシュ」    
   誠文堂新光社 「カロタセグのきらめく伝統刺繍 受け継がれる、ハンガリー民族のきらびやかな手仕事」

Members only page

ログイン

About the owner

谷崎 聖子

伝統手芸研究家。

ルーマニア、トランシルヴァニア地方の フォークロアに惹かれて、 99年以降通いつづける。

トランシルヴァニアのセーケイ地方で結婚、 08年からこの地で生活をしています。

トランシルヴァニアの生活、文化は、 「トランシルヴァニアへの扉」でご覧いただけます。

Blog